おうち時間~漫才のススメ④~ M-1グランプリ2020決勝予想!
お題「#おうち時間」
↓前回記事↓
吉本以外編
1.ラランド
アマチュアながら、去年準決勝に進んだ超新星。
ボケのさーやさんが達者なのに加えてツッコミのニシダの緩さ、上手さがすごい達者。
今の勢いのまま決勝進出はかなり可能性高い。
2.ストレッチ―ズ
個人的に大ファンで、本当に面白い。
ボケの福島のいい塩梅のしょうもないボケに、高木のワードセンスが光る。
上記のラランドもそうだが、GERA放送局というネットラジオをしておりこれもまた面白い。「もう恋なんかしないなんて言わない」か! というツッコミが好き。
個人的大注目。
3.Aマッソ
これまた大好きなコンビ。
女性コンビにして全然女ネタをしないというか、ストイックにネタを追及している感じがかっこいい。
ネタはもちろん、YouTubeの企画も面白く、「面接官加納」シリーズは傑作。
加納のコラム「何言うてんねん」も超オススメ。
4.赤もみじ
昨年スーパーマラドーナの武智によって紹介されたことによって知名度が上がった。
素人目線からしても、「あ、売れる」ってわかるくらい面白い。
ネタは粗削りだがまだまだ面白くなれるコンビだと思うしほんとに期待してます。
酒田ベーカリーって芸名が好き。
5.三四郎
言わずと知れた天才。毎年お仕事が忙しくてネタを作れていないかもしれないが、今年は時間がありそうなので是非とも頑張ってほしいです。
三四郎のオールナイトニッポンも面白いのでぜひ。
↑これはぜんぜん面白くないです。ネタ書いてない方なので。
6.ハライチ
実力者。何度も決勝に進出しておりまだまだ現役だと思ってる。
去年は出場してなくて残念でしたが、またM-1グランプリに帰ってくることを信じて。
ラストイヤーだし。
7.四千頭身
言わずと知れた第七世代代表格。
ネタも話題性も申し分なし。メディア露出が多くて新鮮味がないのがマイナスポイントか。実力十分、初のトリオ出場を果たしてほしい。
8.まんじゅう大帝国
学生落語をやってたコンビで本当にしゃべりが上手い。引き込まれる。
他愛もないことをここまでうまく話せるのは流石としか言いようがない。
ちょこちょこテレビとかでてる。
9.東京ホテイソン
霜降り明星に似て、ツッコミで綺麗に落とす漫才。
正直ハマるかどうかが大きいが、ハマったら立ってられないくらい面白い。
最後に
いかがだったでしょうか。これを機に家で漫才をみてみるのも立派なおうち時間なのではないでしょうか。
おうち時間~漫才のススメ③~ M-1グランプリ2020決勝予想!
お題「#おうち時間」
↓前回記事↓
さてさていよいよ本命です。
M-1グランプリ2020決勝出場有力株について
※かなり主観が入っておりますので、温かい目で見ていただきたいです。
吉本編
1.からし蓮根
安定して二年連続で決勝出場できるんじゃないかなあ。
過去の銀シャリのようになるんじゃないかと思います。
安定のいい意味で古臭いというか、正統派、王道。
伸びしろもかなりあると思うのでここは期待してもいいんじゃないかなと思います。
2.さや香
決勝出場経験者で、抜群に面白い。
漫才のスタイルは確立されつつも、飽きないというか、一発屋ではなくてどのネタもしっかり面白い。
二年間の悔しさもあって今年は頑張ってほしい。
3.トット
最近東京進出を果たし勢いに乗っているコンビ。
この勢いのまま決勝に行けるんじゃないかなと。
関西ではすごい人気で、男前やし決勝出たら絶対人気出ると思うので頑張ってほしい。
4.学天即
これまた王道。昭和っぽさの塩梅がすごく良くて毎年応援してるコンビ。
今年はM-1ラストイヤーでラストチャンスなので、決勝行ってほしいなあ。
ザ・しゃべくり漫才を見せてほしい。
学天即のYouTubeはほぼ漫才のネタ動画なのでオススメ。
6.金属バット
とにかく人気がすごい。
本人たちに優勝する気があるかどうかが気になるが、勢いのまま出れそう。
ただ、メディア露出が多いので手の内がばれてしまっているのはやりにくいか?
7.アインシュタイン
このコンビも今年から東京進出して勢いのあるコンビ。
稲田の顔が世間に受け入れられつつあって、出れる可能性すごく上がってるんじゃないかな、と思います。
メディア露出が多くて、かつネタをそこまで見せてないのはかなり大きいのではないかなと思う。
8.マヂカルラブリー
R-1グランプリ優勝してノリに乗ってるコンビ。
M-1決勝経験者でもあるので実力も十分。
めざせW優勝!?
9.ダイタク
大本命。双子漫才師。双子の設定で漫才をするが、それならではの面白さもありつつも、それ以外の漫才のスキルがすごく高い。
大本命(再)。
10.ぼる塾
今記事唯一の女芸人であり唯一のトリオ。第七世代枠。
絶妙な緩さがちょっとM-1のピリピリした感じに合わない感じがするのはネック。
終わりに
まだまだ活躍しそうなコンビは多く、いろんな意見もあると思うのですが、十組選ぶとすればこうなりました。皆さんはどうでしょうか、よかったら意見を頂けたらなと思います。
明日は吉本以外の芸人について書いていこうと思います。お楽しみに。
おうち時間~漫才のススメ②~
お題「#おうち時間」
↓前回記事↓
さて、言わずと知れた漫才コンテスト「M-1グランプリ」について。
最近は特に盛り上がってますね。他の賞レースでは考えられない。
M-1グランプリって?
ご存じない方もいるかもしれないので軽く説明を。
簡潔に言えば、「日本一面白い漫才師を決める大会」です。
参加条件は
・二人以上のコンビ
・コンビ歴15年以下(2010年までは10年以下)
のみ。
ルールもシンプルで、各審査員が100点満点で点数をつけ、その合計点が得点となる。
得点の高い方が勝ち。それだけ。
細かいルールも、小道具を持っていたら少し減点、だけじゃないかな。
本当に面白い漫才を決めることに特化していてとっつきやすい。
M-1グランプリって吉本が関わってるんだから吉本芸人が有利なんでしょ?
確かにそうかもしれません。というか、もともと吉本芸人No.1を決める大会に他事務所の芸人さんが参加させてもらってるという体裁だったと思います。
しかし、非吉本の芸人さんも多く活躍しています。
元チャンピオンのますだおかださんやサンドウィッチマンさん、オードリーさんや最近だとぺこぱさんなどなど。
本当に「面白いかどうか」で見て(審査して)いるんだと思います。
詳しい考察はナイツ塙さんの著書「言い訳」に書いてありました。
M-1の歴史
M-1グランプリは2001年に始まりました。
2001~2010年の開催の後、5年の番組休止。2015年に復活しました。
最近は年末の風物詩となりつつあります。
今までに大会が全15回開催されている訳ですから、チャンピオンも15組いるわけです。
初代から順に
中川家、ますだおかだ、フットボールアワー、アンタッチャブル、ブラックマヨネーズ、チュートリアル、サンドウィッチマン、ノンスタイル、パンクブーブー、笑い飯、トレンディエンジェル、銀シャリ、とろサーモン、霜降り明星、ミルクボーイ、、、
いや、改めてすごいですね。まさにオールスターです。売れてる方ばっかり。
これ以外にもM-1を語るには欠かせないコンビが多くいます。
M-1グランプリはその年の日本一面白い漫才を見ることができます。
ぜひ皆さんに見ていただきたいです。
おまけ
いやM-1グランプリは見たことあるよ!って方も多いと思いますので、ここで楽しみが増す秘訣を。M-1グランプリは8月頃から予選が行われています。なんと!去年はその一回戦から準々決勝までのネタをホームページで見ることができました!
来年はチェックしてみてはいかがでしょうか?
また、過去の大会の映像はAmazonPrimeやNetflixでも公開されておりますのでこの機会に是非ご覧になっていただきたい。
いかがだったでしょうか。M-1グランプリに少しでも興味を持っていただけたら幸いです。明日はここまで読んだ皆さんなら気になっているであろうM-1グランプリ2020の有力株について書こうと思っていますのでお楽しみに!
おうち時間~漫才のススメ①~
お題「#おうち時間」
皆さんはお笑いは好きですか?
一概にお笑いといっても、ジャンルが広いですね。漫才、コントをはじめ、漫談やトーク、落語なんかもそうですか。
ここでは僕が主に見ている”漫才”について少しお話しようと思います。
ボケとツッコミ
漫才には「ボケ」と「ツッコミ」という役割があります。
ご存知かと思いますが漫才は「ボケ」が言ったトンチンカンなことを「ツッコミ」が訂正する、という流れで成り立っています。
「ツッコミ」が「ボケ」の頭や胸のあたりを軽く叩きながら、罵倒や指摘、注意をすることを「ツッコミ」とも言います。
また、「ツッコミ」の方のイメージは強いんじゃないでしょうか。
特徴ある方が多いです。大御所の方だとダウンタウンの浜田さんやフットボールアワーの後藤さん、タカアンドトシのトシさんの「欧米か!」や千鳥のノブさんの「クセがすごい~!」とか。最近だと霜降り明星の粗品さんもクセ強いですね。
漫才とコントの違いって?
そもそも、漫才とは何なのか。
これは深い話題なので軽く触れておくだけにしますが、形式だけを見れば38(サンパチ)マイクを挟んで行われる掛け合いのことです。
サンパチマイクというのは皆さんがイメージしている、漫才用のあの細長いマイクです。「どうも~」と出てきてから高さ調整をする”あの”。
ここで、漫才とコントの違いについて。
漫才は二人の間のおしゃべりが主題になっているのに対し、コントはいわばお芝居です。漫才師はおしゃべりをしているので、「なんでやねん」と思ったことを口にできます。それに対して、コント師の方々はネタ中では役に入っており、自分の”心の声”を外に漏らしません。
漫才でもコントやるじゃん
「俺コンビニの店員やりたいねん」
漫才で聞いたことのある人も多いでしょう。確かに漫才でもこのように役に入ることはあります。
しかし、漫才で最初の導入や話の終わりは素の状態のコンビです。あくまで水田と川西なのです。マナミちゃんはいないのです。
また、衣装の違いも大きいでしょう。
ジャケット着たままコンビニ店員やってたらほぼ漫才でしょうね。
漫才の種類?
ここまではだいたいわかっている方も多かったと思います。いよいよ漫才の話に特化していきますよ~
漫才は大きく「しゃべくり漫才」と「漫才コント」に分けられます。
「いや漫才かコントかわからんわ!」という方も多いかと思いますので各々確認していこうと思います。
・しゃべくり漫才
いわゆる”おしゃべりのまま”の漫才。ボケとツッコミの会話がそのまま完成形になっている。
代表的なのはブラックマヨネーズさんや銀シャリさん。去年のM-1グランプリ王者ミルクボーイもこれに当たります。
・漫才コント
さっき言った「○○やりたい」から始まる漫才。コントではなく漫才です。
代表的なのはノンスタイルさんやとろサーモンさんに和牛さん。レジェンド、ダウンタウンさんも漫才コントをしていました。
このように大きく二つに分けましたが、これに分類するのが難しいものや、どちらにも当てはまりそうなものなど曖昧なものも多いです。
今回はここまで。明日は漫才の祭典、M-1グランプリについて言及しようと思います。
Withコロナ時代
ウイルスによる経済活動の凍結、なんてのは映画の中の世界だと思ってたけど、現になりかけてますね。
政府からの外出自粛命令が発令されてからもう二週間くらい経つのかな、
学生とはいえ不安です。もっかいユニバ行きたいなって3分に1回くらい思ってます。
僕の予想では多分早くても夏くらいまではこの状況が続くんじゃないかなと思ってて、なんかQOLあげて生活していきたいな、とも思いながらもNetflixにかまってあげてたら1日が終わって、今日もダメだったな~なんて言いながらベットに入る。
そんな生活が続いています。
いやいや意識高いしっかりしてる人は毎日早寝早起きしてて楽しそうやし理想やねんけどそんなんぐうたらの僕にはできへんねん。。。
しかし昨今のSNSはもっぱら「#おうち時間」ですね。
僕もやってる。ベタに料理。
正直料理にはある程度自信があるから、こんなことしてます!みたいなのはまた書こうかな。
やっぱりめんどくさくてもなんかやることやればすっきりしますね。
1日に意味を持たせるというかなんというか。
もっかいユニバ行きたいな(3分経過)
————————
ここまで書いた僕「あーなんか暗いな。気晴らしにカメラ持って外出たいなー。」
倫理観「いやいや戦場カメラマンか。そこまで熱量ないやろ。」
あーあ。なかなかうまくいきません。
僕(駄々っ子)「ちょっとぐらいええやん」
倫理観(優等生)「そのちょっとが命取りってなんでわからんねん」
ひらめき()「なあなあ」
一同(切れ気味)「なんや」
ひらめき(中二病)「みんなコロナで苦しんでる中、のほほんとしたまま”生き残る”のめっちゃかっこよない?」
倫理観(優等生・再)「何言うとんねん」
僕(ピュア)「むっちゃかっこええ!!!」
————X年後・快晴
(伸び)
コロナ終息後もう20年になる。
近所の子「え!もしかして!コロナ時代を生き延びた”あの”!!!」
「えっ、あっ、ちょっ、サインください!」
僕(福山雅治)「おぅ」
脳「いやうわ俺かっけええええ」
倫理観(まんざら)「ったく、しゃーねぇなぁ」
美術・芸術の食わず嫌い
絵画なり彫刻なり建築なり、いわゆる芸術と呼ばれるものの”感性”をできる限り論理的にかみ砕いていきたい。
①第一印象
そもそも芸術理解に知識や時代背景が必要で、自分には程遠い世界だと感じていることが多いが、そもそも芸術家もちょっとの理解のある人だけに認められたいとはあんまり思わない。だっていろんな人に褒められたいじゃん。
(恋人に宛てた歌とかは違うかもしれないけれど)
だから、直感的に作品を見て、「きれいだなあ」とか「抽象的でよくわかんねえや」とか、ましてや「こんなん俺の方が上手い絵かけるわw」なんてのでもいい
(最後のはけっこういるイメージ)
とりあえず何かしらの感情をその作品に向けてみる。
これが①第一印象である
②言語化
作品を見て、①第一印象 を持ったら、今度はその理由を考えてみる。
たとえば、「たくさんの色が使われててきれいだなあ」とか「筆の跡がくっきり残っていて力強くてかっこいい」だとか。
はたまた「顔の輪郭が変、絶対俺の方が上手い」でもいいわけである。
ここで一度感じたことを言葉にすることで、自分がどういう印象を持ったのかよく理解できる。これが②言語化である。
慣れてくれば①、②はほぼ同時にできるようになる。
③インプット
ここではじめて、知識を入れる。
誰が描いた絵なのか、どういう時代背景のもとで作られたのか、などなど。
知識を得ることで作品に対する見方がガラッと変わることも少なくない。
ナントカ神話の誰々さんをモチーフにしてます、だとか、これは××皇帝が民に自分の恐ろしさを伝えるために描かせました、とか。
人を殺していても”暗殺”されたのか”討伐”されたのか、見方が180°変わる。
知識なくして絵の評価はできない。
しかし知識というものは諸刃の剣で、逆に辺に知識がある方が、①の段階で純粋な考察ができなくなってしまうかもしれない。
例)これゴッホの絵なのかあ 確かによくよく見たら重ね塗りとか色使いとかすげえな
↑
いやいやゴッホやからよく見てるやん。他の人でもすごいこだわってんのに。
こんな風に「はいはいゴッホやからすごいんでしょ」みたいなフィルターで作品を見てしまうと勿体ない。せっかくの自分の純粋な感性が濁ってしまう。
なので作品を見るときは、できれば何の情報もなしに見てほしい。
④感想
知識を入れたら、自分の考えを整理してみる。
例えば、
「かっこええ絵やと思ってたけど、自分の雄姿をわざわざ描かせた絵なんかい。ちょっとナルシスト気味でイタいなあ」とか
そしたらおのずと何かしら興味だとか、絵の好き嫌い、教訓めいたものなんかが得られる。
例にのっとると、「こんなアホな皇帝おるんか、世界には他にどんな皇帝がおったんやろ」とか「自分はカッコつけた写真は撮らんとこ」とか
まあ咄嗟の例であるから結論はしょうもないけれど、歴史・絵画に対する興味は少なくとも増すし、それ以上のものを得られるときもあるかもしれない。
⑤アウトプット
さいごに。しなくてもいいっちゃいいのだが、感想を何かしら発信することは有意義だと思う。友達に「こないださ~」と話してみる。美術館の帰りに連れと話す。そういう些細なことが印象に残るし、何より他人の意見が聞けるから考え方の幅は広がるだろう。
とまあ大それたことを言ってみたのだが、そんなに深く考えずとも最近あったことを友達に話すくらいの感覚でいい。芸術は難しく考えなくてもいいのだから。
ここまでだらだら書いてきたわけだが、結局は難しく考えずに気軽に芸術を楽しんでほしい。それだけ。たった5手順でいいならやってみようと思いません?
たった一人でもいいからこの記事が芸術の世界に踏み込む後押しになったのならとてもうれしい。